戦線#28 そのTELアポは逃げられているのか?

筆者は立場上、いろいろな会社から営業のアポイント依頼の電話がかかってくる

「●●をご紹介したく、一度おうかがいしたいのですが・・・」

私も営業の駆け出しのころ、このような電話をかけまくっていた。

しかし、何度かかけて、いつも不在だと

「居留守使われて逃げてるのかな?じゃあここは当面やめておくか」

というような判断になる。

居留守ではなく、たまたま不在が続いたというケースもあるだろう。

もちろん、ただ不在だったという情報だけでなく

「何時ごろお戻りの予定でしょうか?」

の問いに対し

「いや、ちょっとわからないですねー」

というような回答なんかだと逃げられている可能性が高いし、

「夕方には戻る予定にはなっているのですが」

なんかだと「たまたま不在だったのかな」とも判断できる。

さて、最近よく自分宛の電話がかかってくる先で、本当に自分が不在のときばかりにかけてくる方がいらっしゃる。

まあ、言ってみれば運が悪いわけだ。

最近の表現をするならば「持っていない」という感じか。

しかし、彼の場合、運が悪いだけとは言い切れないようだ。

なぜなら、私の戻り予定時間も聞いてきていないようなので。

「せめて戻り時間を聞くくらいのジャブを打てばいいのに」

と思ってしまう。

逃げられている相手にいくら電話してもしょうがない。

逃げられているかどうかの見極めは早い方がいい。

しかし、逃げられているかどうかの判断の確度を高められるよう、受付の方への多少の質問は工夫しよう。

ちなみに、器用な営業の方だと、うまく受付の方を味方につけてしまう方もいらっしゃる。

それについては別の機会に紹介しよう。

「しあわせ企業づくり」のシステム屋、ハートビートシステムズ