「クラウドビート」の開発のきっかけは、弊社代表が営業強化をはじめとした経営コンサルタントをしていた時にさかのぼります。
ある中小企業(製造業)のクライアント先では、以下のような営業上の課題を抱えていました。
・ 顧客情報が属人化しており、それぞれの顧客の情報は、営業担当者でないとわからない
・ 営業担当が退職し、その担当が持っていたお客様の情報が失われてしまった
・ 営業担当がどんな動きをしているのかを細かく把握できず、アドバイスもできない
・ 営業日報について、作成はされるが、書いている内容が的外れ
・ 会議の前日は、見込み数字の集計や資料づくりに時間がかかっている
・ 営業部長は「目標まであと○○万円」と必死だが、営業担当者は目標額すら意識していない
・ 案件のフォローが遅れ遅れで、たまに放置状態のものもある
このような悩みを抱えている会社は多いのですが、その会社の場合はExcelデータなど形として残された営業情報があまりに少なかったため、
営業生産性の向上のためにも、いっそのことExcelで管理資料を整備するよりも、
営業管理・支援システム(SFA・CRM)の導入を提案しようと考えました。
クライアントに紹介するSFA・CRMをリストアップして比較検討しましたが、
中小企業がしっかりと活用して成果を上げられそうなものはほとんどありません。
訪問記録を蓄積するだけのもの、名刺をデータベース化しただけのもの、
なんだかきれいグラフが表示されるがあまり意味をなしていないものなど・・・。
それでも機能を見る限りでは活用できそうなものがいくつかあり、
その中でも機能的に最も活用できそうな、とある有名SFA・CRMについて、たまたま導入している会社を2社知っていたので、生の声を聞いてみました。
すると、一社は「いちおう情報の入力だけはしているので”使ってはいる”という状態だが、活用するには難あり」。
もう一社は「全く使っていない。情報の入力すらしていない」とのこと・・・。
大企業であれば多額のカスタマイズ費用を積んで大きくシステムを自社向けに作り直したり、何とか活用できる形に持っていけるのでしょうが、資源の限られた中堅・中小企業ではそうはいきません。
結局は、自信を持ってクライアントに推薦できるものがないため、営業管理・支援システム(SFA・CRM)の導入の提案は断念しました。
この、クライアントに自信を持って推薦できる営業管理・支援システム(SFA・CRM)がみつからなかったときに、
弊社代表が「中堅・中小企業で本当に活用できる営業管理・支援システム(SFA・CRM)を世の中に提供していこう」と決意したことが「クラウドビート」のはじまりです。
そもそも成果とは何なのか。活用サポート研修では、「成果とは“目的に沿った結果”」だと話しています。
営業における最も重要な成果は、営業目標を達成することです。
どうしたら全営業が営業目標を達成できるのか。そのためのポイントを挙げればキリがないのですが、
経営コンサルタントとしての経験上、重要なものは以下の2つ
・目標と現状のギャップを強く意識させること
・計画(Plan) → 実行(Do) → 評価(check) → 反省(Action) → 計画(Plan) → ・・・
のいわゆる“PDCAサイクル”を効果的に回させること
そこで、中堅・中小企業でも成果を出せるよう「目標達成に向け、全員が自律的にPDCAサイクルを回す営業組織づくり」をコンセプトに、
経営コンサルタントの視点からシステムを企画・設計し、
代表自ら過去にWeb系システムのシステムエンジニアをやっていた経験を活かして細部までプログラミングし、
活用サポート研修のカリキュラムも整備しました。
いくら豊富な機能で優れたシステムを提供しても、活用できなければ意味がありません。
しっかりと活用し成果を出せるよう、運用面も含めたユーザ会社様専用の活用マニュアルを整備、提供するようにしています。
このようにして、まずはパイロットユーザを募ってサービスの提供をはじめ、品質にメドが立ってからはお客様も少しずつ増え
・どのようなシステムならばもっと成果を出せるのか、もっと便利に活用していただけるのか
・どのような人的サポートがあれば「活用している」と言える運用に乗せることができるのか
この2点を徹底的に考え、システムそのものと活用サポートの両面から改善を重ねてまいりました。
今では、お使いいただいている複数の会社様から
「これは自信を持って他の会社にも薦められるサービスなので、代理店販売をやらせてほしい」
というご要望をいただけるほどご満足いただけるようになりました。
クラウドビートは先ほどのとおり、成果を出す(=営業目標を達成する)ことのできるSFA・CRMと書きましたが、
クラウドビートを導入すると営業管理者の視点からは他に以下のような点が変わってきます
・今日誰が、どこのお客様へ行き、どんな話をし、引合いの状況はどうなっているのか、全営業活動が見えるようになる。
もちろん、外出先からもスマートフォンで確認できるようになる
・各営業担当の営業目標の達成状況がリアルタイムに把握できる
・各営業担当の頭の中だけにあった顧客情報がデータベース化され、誰でも見える形になる
・案件の放置がなくなる
・上司から部下へのアドバイスの質が上がり、営業部門のムードがよくなる
クラウドビートは基本的に「受注するまで」の業務を対象としたシステムですが、
中には製造業のお客様で、クラウドビートから受注データを生産管理システムに流し込んで連動させ、
あたかもクラウドビートと生産管理システムをひとつのシステムのように活用している会社もあります。
競合他社様が提供する営業管理・支援システム(SFA・CRM)にも「30日間無料お試し」はありますが、
汎用的な仕様・設定で、汎用的なデータが入れられているものについてのお試しです。(現時点で弊社が把握している限りでは)
しかし、営業管理・支援システム(SFA・CRM)を導入するにあたって、
成功の最低限の条件は「システムが自社の営業スタイルに合っていること」。
したがって、「無料お試し」と言っても、システムが自社の営業に合っているかどうかの確認が必要なので、
汎用的な仕様・設定ではその確認が困難です。
クラウドビートでは、貴社の営業活動・営業管理についてヒアリングさせていただき、それに合わせて
・約14,000のカスタマイズ設定項目を設定し
・貴社向けのデータを投入し
実際に導入したときとほぼ同じ条件で、無料にてお試しいただくことが可能です。
繰り返しになりますが、営業管理・支援システム(SFA・CRM)の「クラウドビート」は
貴社にぴったりと合わせ、実際に導入されたのとほぼ同じ状態で、
無料にてお試しいただき、導入のご判断ができます