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戦線#2 電話に出るのが遅れると・・・

自動車部品販売業の話

得意先の大半は、町の自動車修理工場である。

自動車修理工場には複数の部品屋さんが出入りしていることが多く、

それぞれの部品屋さんには、取扱商品、価格にはほとんど差はない。

また、ヒューズやオイルなど汎用的な部品は工場である程度在庫を持っているものの、

「○○用テールランプ」など、特定の車種の部品などについは在庫を持たず、都度の注文となる。

そこで、このようなポリシーを持った自動車修理工場の得意先があった。

  注文の電話に、3コール以内に出なかったら、

   たとえ後から安い価格を提示されても、

    その注文については、絶対に他社に回す

このようなポリシーを持っている会社は珍しいであろうが、

電話に出るのが遅いことはマイナスに評価されるものだ。

また、電話に出るまでの時間はサービス力そのものである。

「しあわせ企業づくり」のシステム屋、ハートビートシステムズ

戦線#1 自分の名前が・・・

営業のAさんは、得意先B社の担当となって3年が過ぎていた。

先方の担当者との関係も構築できており、訪問時には世間話も盛り上がるほどだった。

しかしある日、先方担当にこう言われた。

「ところで・・・」

「ごめん・・・。君、名前何だっけ?」

!!!!!

何と、名前を覚えてもらっていなかったのだ。

当然Aさんはショックを受けた。

しかし、思い返してみると

電話をかけるとき「○○産業ですが・・・」と会社名のみで名前を名乗っていなかった。

提出する見積書にも、担当営業の名前は記載していなかった。

会社の名札はあるのだが、訪問時にはつけていなかった。

名札はまだしも、電話と見積書については、ビジネスとして欠けるものであろう。

名前を覚えてもらうためだけでなく、

電話では会社名だけでなく、名前も名乗る

見積書には担当者名も記載する

できれば名札をつける

注意しよう。

「しあわせ企業づくり」のシステム屋、ハートビートシステムズ