戦線#13 自分の取り扱い商材の差別化ポイントは?

会社でセールスを受けるときも、自宅でもウォーターサーバなどのセールスを受ける時も、

筆者はセールスに来られた方に決まって同じことを聴く

それは購入の検討に必要な材料として、純粋に知りたいことでもあるし、

その会社の営業に対するレベルをつかめるし、

自分の中で業種別に返答のレベルを何となくつかみたいという意図もあっての質問。

「で、同業他社さんのとは何が違うの?」

さて、この質問に即、簡潔に答えられるだろうか?

この記事を見た営業職の方は「そりゃ当然だ」と思う方がほとんどだと思うが、

それではあなたの部下、後輩はどうだろうか?

あなたの会社、あるいは商材が運良く「低コスト」を売りにしていれば問題ないのだが、

そうでない場合は答えられないことが多いのではないだろうか。

しかし、この質問に簡潔に答えることができるかどうかは、非常に重要な点だ。

その商材の差別化ポイントを問われているのであり、提供する付加価値は何かを問われているのである。

もっと言うならば、

相見積となった場合、より安く提案してきたライバルに対し、何が優れているのか

ということであり、これが答えられなければ、自社より低価格を提示するライバルには絶対に勝てないのである。

ある意味、キレイ事かもしれないが、安い価格を提示して受注するならば、営業担当は半ば不要だ。

逆に「で、同業他社さんのとは何が違うの?」の問いに対する返答の質は、営業力とほぼイコールと言っても過言ではない。

早速部下の方に質問していただきたい。営業力底上げのチャンスかもしれない。

「しあわせ企業づくり」のシステム屋、ハートビートシステムズ