これは、営業担当よりは、車で営業に回る会社の、営業をサポートする営業事務、アシスタントに見ていただきたい記事である。
外出している営業担当に連絡をとりたい場合、どのような手段をとるのか。
一般的には、
急ぎの場合は、携帯電話にTEL
急ぎでない場合は、携帯電話にメール
だろう。
しかし、営業同行調査
(営業コンサルティングの一環で、営業担当に半日ほど同行して営業の現状を調査する)
にて、このような場面によく遭遇する。
営業車を運転中に電話がかかってきて、そのまま電話に出てしまう。
通話後、助手席に同乗していた筆者が
「急ぎの用事だったんですか?」
と聞くと、
「いえ、あるお客さんから会社に電話があったらしく、時間のあるときに電話がほしいと、営業事務からの連絡でした」
つまり、運転中にもかかわらず電話に出なければいけないような内容ではなかったのである。
事故を起こす可能性はもちろんのこと、偶然お客様に見られ
「あの会社の営業は運転中に携帯電話を使っている」
と思われてしまうかもしれない。
営業事務の人も少なからずリスクには気づいているはずだ。
当然筆者は、会社に是正を促すわけだが。
冒頭に書いたように、
急ぎでない連絡は、携帯電話にメールする
運転中でも通話できるよう、イヤホンマイクを配布する
など、不急の連絡方法に気をつけよう。