戦線#33 一生懸命さ

とある会社からオフィス用品の新規営業電話がかかってきた。

電話で話し始めて感じたのが

「なんだか一生懸命だな」

という点。

何の営業電話なのかよくわからないけど、話を聞いてあげようと思った。

目的は「今後定期的に、メールにてご案内をさせていただきたい」ということだった。

メールの案内を承諾し、電話を終え、電話をかける側の立場として考えると「う~ん」と感じるところもあるのだが、

いちおう先方としては目的を達成したことになる。

冒頭に書いた「一生懸命さ」であるが、言葉の使い方というよりは、話し方からそう感じられた。

ガッツいているわけではないけど、「貴社のお役に立ちたい」という姿勢が声からにじみ出ているような。

しかし、いちおう電話の目的は達成しているものの、電話をかける側の成果としては物足りなさを感じた。

はじめに「決して”買って下さい”というお電話ではないのですが、お時間3分ほどいただけますでしょうか?」

と言ってしまった手前、あまり詳しいヒアリングはしづらいのだろうが

「差し支えなければ、現在お使いのものはどこのメーカーですか?」

くらいは聞くべきだと思った。

(結果的に話の流れから、こちらから話したが)

できれば

「どちらの会社様から買っておられるのですか?」

あるいは

「現在お使いのもので不都合はございませんか?」

くらいつっこめればなお良しなのだが。

もしかしたら、さらに次のステップの電話営業があるのだろうか?

と、次なる営業電話を楽しみにしている。

「しあわせ企業づくり」のシステム屋、ハートビートシステムズ